フリークライミングをもっと身近にしたい

2020年、東京オリンピックで正式種目となる「スポーツクライミング」ですが、全国各地にボルダリングジムができました。競技人口も爆発的に増えました。

 

フリークライミング、ボルダリングに携わってきて思うことは、人工壁の出現により飛躍的にクライミングのレベルは向上しました。室内で練習できる環境がない頃は、屋外の自然の岩場で練習するしかありませんでした。雨の日、雪の日などは練習できないことが多く、移動にも時間を取られていました。しかし、都市部に営業用のボルダリングジムがたくさんできたおかげで、天候にかかわらず、夜間でもクライミングの練習ができる時代になりました。今や冷暖房完備のボルダリングジムは当たり前になっております。

 

しかし、フリークライミング・ボルダリングの練習環境が完璧になったかというとそうではありません。大都市部には、複数のボルダリングジムが乱立し、今や過当競争の時代に入っておりますが、地方にいきますと片道1時間以上かけないとボルダリングジムがない地域が多数存在します。

 

そういう地方にお住いの方は、自分でボルダリング壁を建てないと満足に練習できない場合もあります。プライベートウォールを作りたい場合に、参考になる情報は限られます。私も最初の頃、見よう見まねでプライベートウォールを作りましたが、大変苦労しました。長年のクライミングウォールを自作して、ノウハウも蓄積されました。

 

そのようなクライミングウォールの作り方、ボルダリングジムの立ち上げ方など、あまり世間では見れない情報もこのウェブサイトではアップロードしていこうと考えております。

 

私は、今、宮崎県おいてクライミングホールド、クライミング用ハリボテの製造、販売をおこなっております。それらの宣伝も一部は混じってしまうわけですが、決して無理に売ろうと考えてはいません。他の商品と比べて頂いて、予算、品質などがあなたのご希望に添えるのであれば、ご購入して頂けたら嬉しい限りです。

 

全国にたくさんクライミングウォールというハードウェアが充実することで、クライミングホールドの需要は確実に増大します。クライミングの底辺が拡大することで、未来のクライミングホールドの顧客も増えていくものと考えております。利己主義的な小さな視点でとらえるのではなく、クライミング業界全体のことを考えますと、クライミングウォールの作り方等の情報が幅広く配信されることは有益なことと考えております。

 

なるべく、正しい情報にしたいとは考えておりますが、一人で作っているページ、動画でございますので、一部いたらぬ点が混じることもございます。不適切な点がございましたら、メール、Twitter等でお教えくださると助かります。

 

クライミングは危険なスポーツです。自己責任でケガのないようにクライミングを楽しまれることを望みます。

 

〜ボルタリングを気軽に〜

クライミングホールドを手軽に

 

非常に高価なクライミングホールドですが、その理由として輸入品であることが挙げられます。

通常、ヨーロッパ、北米で作られたホールドは、コンテナに詰められ海上輸送されます。その輸送費等が上乗せされるので、クライミングホールドは高価なのが普通でした。

その高価なホールドに疑問を持ち、クライミングホールドを自分で作ることを思いつきました。

試行錯誤を続け、品質としてはかなり安定したホールドとなってきました。

ホールドの種類

 

クライミングホールドには、形状(ジャグ、クリンプ、スローパー等)、大きさ(XS、S、M、L、XL等)など様々なものがあります。

基本的には1つのクライミングウォールに取り付けられるホールドは多種類の方がよいです。

違った形状のホールドを使うことにより、クライミングの基本的なムーヴを習得することができます。

デザインのこだわり

 

指を傷めにくいデザインを心がけております。握ると痛いホールドや1本指で保持するなどの超上級者向けのものは製造しておりません。

子どもが見て喜ぶような動物、乗り物など変わった形のホールドも製造しております。子どもが親しみやすい形にすることで子どもたちのモチベーションもアップすることでしょう。