ボルダリングジムに行く

東京オリンピックの正式種目になりまして、注目度が増したボルダリング、フリークライミングです。興味をもった方は、ボルダリングジムに行ってみましょう。

 

都市部および県庁所在地であれば、だいたいの場所でボルダリングジムがお住いの近くにあると思います。全国で約300か所以上はボルダリングの施設があります。まずは、インターネットで検索してみましょう。

 

だいたいのボルダリングジムでは、初心者用の講習とレンタルシューズ、レンタルチョーク等が完備されております。

 

必要なもの

・動きやすい服装(たいていのジムには更衣室があるので、そこで着替えます)

・靴下

・お金、クレジットカード等

 

基本的には、動きやすい服装を用意して頂ければ大丈夫です。チョーク等で汚れますので、汚れてもよい服装がよいです。

夏ならばTシャツに短パンみたいな服装でもよいのではないかと思います。夏はサンダル履きで、裸足の人もいると思います。レンタルシューズの場合は、靴下を履く必要があるので、忘れないようにしましょう。ジムによっては靴下も販売しているところもあります。

 

場所によっては、レンタルのTシャツ、短パンなども用意されていたりします。電話、メール等で問い合わせてみてください。

 

予約の有無、料金等はボルダリングジムのホームページを一通り眺めてから、電話、メール等で問い合わせてみましょう。

 

ボルダリングジムで最初にやることが、誓約書に同意しないといけません。

 

誓約書というのは、ボルダリング中に事故、ケガがあっても補償しませんよ。というもの。クライミング全般に言えることですが、オウンリスクの原則というやつです。クライミングは危険なことが前提なので、自己責任で必ずやってください。というものです。

 

ボルダリングジムでのケガはちょこちょこ聞きます。骨折で救急車を呼んだというのも聞いたことがあります。さすがにボルダリング中に死んだというのはあまり聞いたことはないですが、ロープをつけるタイプのクライミングであれば死亡例はそれなりにあります。ロープのつけ忘れとか、一般人からするとあり得ないような理由のものも含まれます。

 

とりあえず、文章をしっかり一読して、誓約書にサインをしてください。

 

次にお金を支払います。クレジットカード、電子マネー等で支払いOKのジムもあるかもしれません。

 

更衣室で着替えて、貴重品ロッカーに貴重品を預けて、いざボルダリング開始になります。

 

ストレッチやウォームアップ用の壁がある場所ならば、そういう場所で準備運動をしましょう。

 

ビデオや店員さんが説明をしてくれるジムもあります。

 

ホールドという突起がたくさん取り付けられていると思います。その見方等は、各ボルダリングジムで違いますので、店員さんに教えてもらいましょう。

 

ボルダリングジムでのだいたいのマナーです。

 

他の人とぶつからないように登りましょう。混雑時は譲り合いの精神で。時に課題の順番待ちもできます。

 

壁の占領はやめましょう。1つの壁を5人くらいで取り囲んで課題を作りあうなどすると、やっている本人たちは楽しいですが、初心者からすると練習しづらくなります。誰もが最初は初心者だったはずなので、初心者の気持ちを忘れずに登りましょう。

 

マットの中で休憩はやめましょう。時に人が吹っ飛んできて、ケガをします。

 

だいたいそんな感じでしょうか。

各々のボルダリングジムでいろいろなルールがありますので、それに従ってください。

「掛け声禁止」、「土足厳禁エリア」の設定、「スマホ撮影禁止」、「自分たちで課題を作るの禁止」などなど。結構独自のルールが設定されているジムもありますので、注意しましょう。

 

ボルダリングというスポーツは万人受けする競技ではありません。やってみてとても面白くて病みつきになったのであれば、何度も通ってみるのもよいでしょう。だいたい100人の人がやって、ハマるのは2、3名くらいかなといったところです。

 

とにかくボルダリングが楽しくて、楽しくてしょうがない人は、10回くらい通って、それでも続けたければ、マイシューズ、マイチョークバッグ、月パス等を買われたらよいのではないかと思います。