皆さん、こんにちは。
新型コロナウイルスで、経済は大混乱しております。公立の小中高校も来週から休校になる模様です。新型コロナウイルスで客足が遠のいているボルダリングジムもあるかと思います。
本日、経済産業省よりセーフティーネット保証4号というのが出されたそうです。全国の都道府県で実施されるそうです。
売上が昨年の同時期に比べて20パーセント以上減っていることが条件のようですが、条件にあうようなら融資を申請されたらよいと思います。
新型コロナウイルスの影響で、既に様々な業種で影響が出ており、東日本大震災を超える経済的なダメージになるかもしれません。日本においては緊急事態になってきております。
ボルダリングジムは個人事業や零細企業の方が多く、資金の余裕がないところが多いです。基本的に現金商売でございまして、1か月パス、回数券などは事前にお金を頂けますが、他のジム利用料などは現金で回収するという形になります。
一方で、家賃、光熱費、借金の返済などは毎月定額で支払う必要があり、今回のコロナウイルスの影響のように売り上げが一気に下がりますと、利用者がガクンと減って利用料収入が激減します。支払いは一定であるので、赤字が発生し、手持ちの現金が減ってしまいます。
現在の新型コロナウイルスの影響で収入が激減しているボルダリングジムの経営者の方は、早急に日本政策金融公庫や各都道府県の信用保証協会、付き合いのある銀行、信用金庫などに連絡して運転資金を融資してもらったほうがよいです。
とにかく、現状の売上がもう少し下がるところや完全に休業を余儀なくされる点まで予測して、何か月先まで各種支払いができるか検討し、不足が生じるようであれば借り入れの相談をするべきだと思います。
セーフティネット保証4号の特徴は、今、借り入れしているのであれば、その借入とは別枠で保証枠があるということ。保証協会が100%の保証をするので、銀行からすると金利はもらえて貸し倒れても保証協会が100%保証してくれるので安心して貸せるというところだと思います。
絶対貸してくれるわけではありませんが、この緊急事態で売り上げ20%下がっていて経営が行き詰まりかけているのが前提なので、通常よりは借りやすくはなっているのかなと思います。通常の融資ですと、利益が出ていて、その利益から返すのが前提で借りるので、その辺とは違う融資になると思われます。
とりあえず、手持ちの資金に不安があるボルダリングジムの経営者さんは、相当混雑していると思いますが、お近くの信用保証協会か付き合いのある金融機関にお問合せされたほうがよいと思います。
とにかく、手持ちの現金を増やして、新型コロナウイルスの問題が過ぎ去るまで耐えることです。