皆様こんにちは。
本日は2020年3月8日です。新型コロナウイルスの患者さんが全国で見つかっており、感染者数も増えてきております。スポーツジムで感染者が増えているという事例が数例ありまして、現在のところスポーツジムの自粛が要請されています。満員電車はそのままで、スポーツジムだけ名指しで問題視されている感じもあり、ボルダリングジム業界としては大変苦しい現状があります。
ここまで、新型コロナウイルスに関して、またボルダリングジムの閉鎖が相次いでいる現状に関して、ネガティブな側面ばかり動画にしてきました。今回は、逆の見方もしてみたいと思います。
この新型コロナウイルスのこと、またボルダリングジムの閉鎖、閉店が相次いでいることに関して、一つ分かっていることがあります。
それは、新型コロナウイルスに関しては、いつになるか分からないけれど、どこかで終息するということです。少なくとも人類が滅亡することは絶対にないです。昔、スペイン風邪と呼ばれるインフルエンザが大流行して、5000~1億人ほど死者が出たらしいですが、全世界中の人が死ぬことはなかったです。その当時の衛生状態、医療水準よりも数倍は進歩しているので、人類が全滅することはないと言い切れます。
どこかのタイミングで、終息に向かうでしょう。その時期については、ちょっと分かりませんが、どこかでおさまるはずです。
ボルダリングジムの閉店が相次いでおりますが、これも今、現在、ちょっと統計は分かりませんが500~600店舗くらいボルダリングジムがあると思うのですが、それが全部なくなるということは考えにくいです。
新型コロナウイルスの影響やそれに続く不況もきて、かなりの数のボルダリングジムが閉鎖に追いやられたとしても、いくらかのボルダリングジムは生き残るはずです。また、ボルダリング、フリークライミングの愛好者がゼロになることはないと考えます。
すると、現在、個人事業主でボルダリングジムをやっている方、これから新規開業を狙っている方にとって、千載一遇のチャンスがやってきます。
不況というのは、見方を変えますと、弱者にとってチャンスでもあります。それはなぜかというと、不況だと空き店舗、空き倉庫が増えます。安い家賃でボルダリングジムをはじめられるチャンスが増えます。
次に不況だと給料が下がり、失業者も増えます。逆に考えると零細企業でも優秀な人材を雇うチャンスが生まれます。好景気だと大手、大企業に人は流れますが、不況だと優秀な人材をゲットできるチャンスがあります。中小、零細企業が優秀な人材を確保できる可能性があるのは、不況のときしかないです。
あと、この頃はいつも金利は低めなのですが不況のときには一般的に金利が下がってお金が借りやすくなります。最近は、いつも金利は低めですし、もうこれ以上金利を下げる余地がほとんど残っていないほど金利が低いですから、さすがにこれ以上極端に金利が下がることはないと思います。
今は、さすがに新型コロナウイルスなどの影響で世の中が混乱しておりますので、投資に走るのはよくないです。しかし、この混乱が終わった後のわずかな時間だけ、投資にむいたチャンスが訪れると私は考えています。
このチャンスというのが、10年に1回とかそれくらいにしか来ない絶好の機会なのです。一回前のチャンスは東日本大震災の後にありました。それから景気回復が続いてきたわけですけど、次にチャンスが訪れるのは、現在、世の中が混乱しております。もう少し悪くなるかなと直感的に思っていますが、もうちょっと底をうって、上がってくるところがチャンス到来です。
基本的に、個人事業主や零細のボルダリングジムは大手に太刀打ちできません。資金、経営体力が乏しいからです。
しかし、不景気になって世の中が混乱すると大手もびびってそこそこよい物件を手放すということも出てきます。
そういうところに進出できる余地が生まれます。大手は、それなりに経費がかかりますから、その程度の利益では黒字にならないところも、小さなボルダリングジムだと上手くハマって黒字化できる可能性もあろうかと思います。
ピンチは、実は持たざる者にチャンスを与える可能性がある。
それだけは、経営者の方は絶対に覚えておいて欲しいです。そのチャンスがここですよ、というのが分かれば、よいですが、ほぼほぼ経営者の直感なんですね。もう、勘です。
ああ、今が底入れしてこれから上がってくる頃合いだなというそんな感じです。そこで勝負に出る。とても難しいですけど、零細のボルダリングジムが成り上がるにはそういう時合いというか、頃合いみたいなものが大切なのかなと思います。
今は、新型コロナウイルスの問題で、皆さん、不安になっていますし、世の中が混乱しております。しかし、いつかは分からないけど、落ち着くときがくる。それまでしばらくは緊急融資など受けるなどしてやりくりして、落ち着いてきたら、他よりも素早く動く!一気に動く。
そういう気構えで経営者の方、新規のボルダリングジム開業を狙っている方は、勉強してください。