新型コロナウイルス活動自粛下でもできるクライミング練習

新型コロナウイルス活動自粛下でもできるクライミング練習

 

皆さま、こんにちは。

2020年4月6日にこの記事を書いております。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。昨日は東京で143人の感染者が発見されたということです。そういうことで、様々な事の活動自粛の動きが必要になってきており、ボルダリングジムも一部で休業となっているようです。

 

ボルダリングジムに行けなくなると、弱ってしまいそうで不安で仕方ないと思われている方も多いでしょう。

 

練習して上手くなるのは、半年、1年、2年というレベルの長期間でじわじわとやっとの思いで実力を上げていきますが、弱るのはあっという間です。

 

1週間登らないだけで、目に見えて弱っているのが分かりますし、1か月登らなかったら恐ろしいほど弱ってしまいます。クライマーとしては恐怖ですよね。

 

そこで、自宅でもできるクライミングの練習を考えてみましょう。

 

まず、財力とスペースがあるなら、プライベートウォールの一択ですね。

 

部屋のスペースとしては6畳程度の部屋がまるごと1部屋潰れてしまいます。都会なら恐ろしいほどスペースを必要としますが、プライベートウォールがあればコロナウイルスに感染するリスクは大変少なくなります。

 

プライベートウォールの作り方は、別のページで示します。予算としては、自作するとして、工具代に5~10万円程度、壁の部材代に5~10万円、マットが3~6万円、クライミングホールドが3~10万円程度かかります。

 

予算がだいたい10万円以上からになります。結構な投資ですが、やり込めば一番クライミングの力を維持できるのではないかと思います。

 

プライベートウォールの弱点としては、ある程度のスペースが必要で、予算がかかること以外に、高さがないので狭苦しい課題ばかりになる。課題の設定者が、基本的に自分だけになるので課題が単調になるなどです。

 

ある程度の天井高のある家で、実力が結構あって、ボルダリングで初段前後登れているならば、プライベートウォールよりも低予算で効果抜群な練習法があります。それは、キャンパスボードです。これは、足ブラで木の桟みたいなラングにぶら下がって、懸垂するっぽく上体を上げながら、その反動で次のラングを掴むものです。爆発的な力を使って、指などにかかる負担も大きいので、強化になります。

 

他には、ぶら下がり健康器を改造してトレーニングボードや木ねじで固定するようなものにぶら下がって指や上腕を鍛えることもできます。そういうトレーニング機材を家の鴨居みたいなところに取りつけることも可能といえば可能ですが、その強度は家の鴨居の建築強度に依存します。基本的に家の鴨居などは人がぶら下がることを想定して作られておりませんから、ぶっ壊れたとしても自己責任になりますのでそこはお忘れなく。

 

他にできることと言えば、家でストレッチ、ランニングマシーンやサイクルマシーンを置いてトレーニングなどでしょうか。他にはダンベルで何ややるとかそういうこと、室内用のスラックラインがあればバランストレーニングなどです。

 

さらに、場所も予算もなければ、夜の人気のない公園の遊具で懸垂です。しかし、これは重要な問題点がありまして、以前にですね、人のいない公園で懸垂をやっていたら、見事に警察官から職務質問されました。確かに、真っ暗な公園でおっさんが一人で懸垂していたら、怪しいですから職質されても文句は言えません。注意しましょう。

 

とにかく、今は新型コロナウイルスの問題がありますから、外の岩場もできれば控えたほうがよいかと思います。屋外は基本的に大丈夫らしいのですが、行く途中でコンビニに寄ったり、関東の岩場だとそこそこ人が集まってしまったりします。私の住んでいる九州で、外の岩場だと岩場で5名以上集まるのは稀でしたが、御岳渓谷に行ったときに忍者返しの岩のところがジムみたいにマットが3重に敷いてあって、人が100名くらいいたのに超ビックリしました。

 

とにかく、感染拡大しているので、できるだけ外出自粛で新型コロナウイルス打ち勝ちましょう。