皆さん、こんにちは。
本日は2020年4月9日です。新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。とうとう昨日の感染者が500名を超えたということです。緊急事態宣言が出されて、該当地域のボルダリングジムは休業が増えてきました。
ボルダリングジムを支えるために、回数券を買ってもらったりといろいろと資金繰りに苦しんでいるボルダリングジムが多いようです。
しかし、この新型コロナウイルスの件に関していうとですね、一般市民もそれなりに苦しんでいます。先行きが見えないので、いつ会社を解雇されるか分からないような社会不安の中で、お金を出せる人も限られると思います。
日本国中というか世界中で新型コロナウイルスに困っているので、誰かに助けてもらうというのも難しいです。
あと、国に休業の補償をしろというのも難しいと私は思っています。ほぼ全業種で、何らかの影響が出ていて、それを全部補償するとなりますとすごく巨額に税金が必要になってしまいます。
たぶん、その金額分、例えば500兆円とか国はお金を出せると思います。だって、最悪、お札を印刷しちゃえば、1000兆円でも2000兆円でもお金は出せると思うんですけども、そうするとインフレになってしまいます。
昔の戦後すぐのドイツやこの頃でもアフリカの国であったハイパーインフレになってしまう可能性があります。トイレットペーパー1個が100万円とかそういうことになって、経済は大混乱してしまいます。
そういうのも防がないといけないので、国としても無尽蔵に給付ができるというわけではないでしょう。冷静に考えて、自分らがせっかく蓄えた貯金、例えば頑張って貯めた100万円が、ある日突然、ジュース1本も買えないくらいの紙切れになるというのもヤバいです。
そんな感じで、給付してもらえるお金も上限があるわけです。ということはですね、自分たちのボルダリングジムは自分で守るという固い決意が必要かなと思います。
確かに他に頼れるなら、他に頼ってもよいと思うんですけど、新型コロナウイルスに関しては、みんな困っているので、お金を出せる人もほぼいない感じです。
私が一つ考えたのは、ボルダリングジムなので、ハリボテを自作するとかどうですか?
以前のボルダリングジムは、オーナーさんがほぼ自作しておりました。そういうのは、輸入する業者もいなかったし、輸入された高価なハリボテなんて買うお金はなかったです。
場所がないとか、技術がない、工具がないと色々文句を言われる方は完全に放置しておいて話を進めます。すみません、個別のそういう苦情とか聞いていられませんから。
まず、場所に関しては畳に換算して2畳くらいのスペースがあれば、なんとか場所はOKかと思います。できれば、4畳半くらいスペースがあればベターかなと思います。
音がそれなりにしますので、隣が住宅になっているボルダリングジムはちょっとできないかなと思います。丸ノコで切る音、爪付きナットをたたく音などが断続的に出てきます。
工具に関しては、丸ノコ(1万円)、インパクトドライバー(たぶんボルダリングジムならマキタの高級品があるかと思います)、グラインダー(たぶんジムに1台は必要です)、サンダー(0.5万円)くらいです。他に小さな工具がちょこちょこ必要ですけども、高いインパクトドライバーはボルダリングジムにはもともとあると思うので、2~3万円ほどの工具を買えばハリボテが作れます。
高い海外製のハリボテは1個で2万円とかしますから、ハリボテのいいやつを3個買えば6万円で資金の回収は可能です。
とりあえず、できたハリボテについては、個人の方に向けて売ればよいと思います。これで現金収入ができます。ネットショップがジムにあるなら、それを使えばよいですが、なくてもヤフオクやメルカリでそれなりに売れると思います。
あと、ここ重要なんですが、売れ残ったハリボテは、自分のところのジムで新型コロナウイルスがおさまった後で、自家使用すればよいです。なので、基本的に無駄がないです。
売れ残っても、全く無駄がないのがボルダリングジムでハリボテを自作するメリットですね。あと、ハリボテ自作の腕を上げれば、海外製の高いハリボテをわざわざ購入しなくてもよくなり、経営的にもGoodだと思いませんか?
自分で作れるようになれば、1体で3万円とかするハリボテをわざわざ購入するのはアホらしくなりますよね。でも、1体3万円のハリボテがぼったくりとかじゃ絶対にないです。たぶんヤフオクで一般の方に、ハリボテを販売してみれば分かりますけども、ハリボテってめっちゃ送料が高いんですね。九州から、東京まで200cmのサイズのハリボテを送ったら、それだけで1万円近く送料がかかったりします。なので、例えばヨーロッパから特大のハリボテを送ったら、そりゃ送料だけで1万5千円かかったとしても文句は言えませんよね。
そういうことで、別にやりたくなければやらなくてよいけども、自分の力で経営するボルダリングジムを守りたいなら、丸ノコとインパクトドライバーを手にして、反撃してみるのもよいと思います。懸命に自分のできる範囲で動いて、それでも足りない分を寄付・カンパでお願いするとまた周囲の人の協力も変わってくるかもしれませんね。
やる、やらないというのは、各ジムのオーナーさんが決めてもらって結構です。とりあえず、ハリボテの作り方的な動画は増やしていこうかなと思っています。