何か新聞の記事で
宮崎県の県外からサーフィンに来られた方が及ぼす
経済波及効果が14億円くらいという記事があった。
サーフィンをやる前は
ふーーーん、そうなんだ。
というくらいの記事だけど、
サーフィンをやるようになったら
見方が変わった。
実際のところ、この5倍、10倍くらいは
経済波及効果を出すことは可能だろう。
だけど、最初に一つ言っておく。
まあ、私は宮崎県民だけど、
市長や県知事でもないし
経済波及効果があろうがなかろうが
知ったこっちゃない。
また、たくさん県外サーファーが来すぎて
海が混雑しまくるのも嫌だ。
だから、木崎浜へのアクセスなども
現状で十分だと思っている。
ただ、サーフィンで例えば100億円の経済波及効果があるなら
それは宮崎県内で雇用創出とか、税収UPとか
いろいろとメリットも大きい。
とりあえず、絶対に実現はできないだろうけど
意見だけ出しておく。
まず、木崎浜へのアクセス道路がショボすぎる。
北方面、南方面ともに
車1台くらいの幅しかないほど細い道で
道路も穴が掘れていてガタガタの道である。(一応アスファルト舗装だけど)
10億円の経済波及効果をもたらしているとは思えないほど
道が細いし、入口に案内板すらない。
県外からサーファーをたくさん呼ぶなら
日本語と英語で大きく看板を入り口に取りつけて
片側1車線の対面通行ができるくらいの道路は必要だと思う。
あと、木崎浜の駐車スペースだけど、
きちんとした駐車スペースもあるにはあるけど、
歩道に乗り上げたり、片輪を砂地に入れて駐車している状態です。
これをきちんと舗装して、駐車スペースの線引きをして
駐車場を確保する。
たぶん、相当な台数がとめられるようになるだろう。
駐車スペースの線引きをしていないので、
今は皆が勝手気ままに駐車している感じ。
あと、木崎浜にあったら絶対に儲かるだろう施設を列挙していく。
・自動販売機
(夏はちょっとジュースが飲みたいし、
冬はあったかいコーヒーとか絶対に飲みたい)
・シャワー(温水の出るやつ) 有料1回300円とかでいいと思う
・貸しサーフボード屋(浜のすぐそばで貸してくれたらめっちゃ便利)
・自動で追尾するロボット型のカメラレンタルみたいなサービス
自分一人で動画を撮るとかなかなかできないし、
自分のサーフィンしている姿を後で見るとかなり勉強になるから
お金を払ってでも撮って欲しい人はいるはず。
・カフェ
サーファーも使うだろうけども
待っている家族(奥さん、子ども)がくつろげる場所
・サーフィンスクール
浜辺にサーフィンスクールがあって
波を見て、講師の空きをみて
空きがあったら即受講できるとかならめっちゃ便利。
・BBQ場
海を見ながらBBQとかいいよね。
だけど、飲酒してサーフィンして死ぬ人がでるから無理かも。
・オートキャンプ場
福岡などから泊まりで来るなら
そういう施設がめっちゃ近所にあると便利だよね。
サーフィンしてそのまま
オートキャンプとか夢みたいな感じだね。
・波の出るプール
意外なところで、人工波でサーフィンができるプール。
サーフィンができる浜の横に人工波って
絶対に儲からないように思えるけども
例えば福岡から3時間かけて宮崎の浜に来て
予想外に海が荒れて入れない、逆に小波過ぎて入れない。
そういうときに人工の波がでるプールがあったら
たぶん絶対に入って帰っていくだろうと思う。
オーストラリアか何かで真ん中に巨大なピストンみたいなのが
動いて波を出すプールというか池みたいなのがあって
上級者から初心者までサーフィンできるみたいなのがいいね。
あと最後に究極の経済効果を狙う方法。
たぶんローカルのサーファーにはめっちゃ嫌われるだろうけども
アクセス道路が北側と南側の2か所しかないので
ゲートを作って1回通るのに500円とかにする。
道路、トイレ、浜の整備費などはこの通行料で賄うとかすれば
そりゃあの辺の設備はめっちゃ綺麗になるだろう。
まあ、絶対に実現しないだろうけどね。
そんなこんなで
実現しないだろうことを列挙してみました。
ただ、よく昔から言われたことだけど
クライマーとサーファーは地元にお金を落とさないから
地元民から嫌われるって。
確かに車で現地に行って
トイレとかそういうのだけめっちゃ使って
土産すら買わずに帰っちゃう人って多いよね。
そうすると地元ってただ自然の波とか岩とか
そういうのを消費されるだけで終わっちゃう。
いかにそうならないようにするかが
大切だよねと思った次第でした。
*木崎浜はウミガメの産卵地でもあるので
夜間に光が出るような施設は難しいと思います。
詳しくはないけど、オートキャンプ場とか作ると
夜中に花火するような人がたくさんでて
ウミガメのためにもよくないかもしれません(←後で気づいた)