2022年に向けて
既に動き出しています。
ここ5年ほどやる気なしで
成長戦略を全く描けていなかったうちの会社ですが
2022年は新しい展開をしていきます。
まずは、主力商品を作ります。
今のところの主力商品は
ジャンク品の樹脂ホールドだったのですが
低利益でした。
粗利が低いし、
そこそこ売れるが、これで押し切れるほど
世の中甘くありません。
新しい主力商品として
ハリボテを考えています。
ハリボテを従来のように作って在庫して売るのではなく、
形をディスプレイして、ウェブページで選んで
注文してもらうという形をとります。
こちら側の利点としては、
ハリボテの在庫を貯めておく必要がなくなります。
受注生産にすることで
在庫を貯めておく場所がなくて
安く販売、安くて利益が出ないから
ハリボテを作るやる気が起きないっていう
悪循環を断ち切れます。
お客さん側の利点としては、
国内生産のハリボテなので
安く買うことができます。
外国産のハリボテはどうしても
無駄な送料、中間手数料、関税など
諸経費がかかってしまいます。
品質がほぼ同じならば
国内生産のハリボテの方が
よいと考える人も一定数いるはずです。
デメリットとしては、注文してから
商品が手元に届くまでに
最低でも2週間程度かかってしまうことです。
長い場合だと1~2か月かかることも
想定しています。
そのタイムラグをお客さんがどう考えるかです。
あと、私の狙いとしては
ハリボテを作っている職人が
日本にはまだまだ少ないので
ボルダリングジムからの依頼は
一定数あるのではないかとにらんでいます。
受注生産なので
無理して在庫をため込むことなく生産できます。
また、注文がない間は、
従来型の樹脂ホールドを作ればよいし、
それらの樹脂ホールドも現在のところ
そこそこ売れているので
無駄はなさそうです。
最後に、こんな不安を今から抱える必要はないと思いますけど、
注文が殺到して、注文に対応できなくて
予約が半年待ちとかになったらどうしよう?
とかいらぬ想像してしまいますが
まあ、1年経ってどうなっていますでしょうか。
で、既にプロトタイプの生産が始まっていて
140個くらいのハリボテが仕上がっています。
木製のハリボテで、全部フリクション付きです。
やっぱり結局のところは塗装と
最後の仕上げが一番難しいですねー。
プロトタイプはちょこちょこ失敗しているので
まだできはよくないですけど
あと3カ月くらい修行したら
よい作品ができそうです。
ぼちぼちよい商品が作れたら
いいなあと思います。
以上