2022年よりハリボテの受注生産を開始することにした。
なんで、こんなシンプルなことに気づかなかったのだろう?
自分でもあまりにもアホすぎて
嫌になるほどだ。
っていうのもクライミング用の木製ハリボテは
古くから自作していた。
なぜならお金がなかったから。
たぶん、ハリボテ作った歴でいうと15年以上になる
結構なベテランなのだ。
小さなボルダリングジムの経営者は、
ほぼほぼみんなクライミング用のハリボテを自作していたと思う。
なぜなら、お金がないから。
1個2万、3万とする高価な外国製のハリボテなんて
買えるお金がなかった。
ボルダリングジムを作ったときに
大量に端材が出る。
それを貯めておいて
暇なときに駐車場などで
ハリボテを自作するんだ。
で、時は流れて
全国にジムが建ってくると
それなりに競技人口も増えて
ハリボテは自作するものじゃなくて
買うものになってきた。
昔みたいにのんびりした時代でもないから
駐車場で木材切りながら
接客するとか不可能になってきた。
以前は、ジムのお客さんなんて
昼間は1~3名くらいが普通だったから
受付したら、表でハリボテのDIYとか普通やってもんね。
で、そんなこんなで
ハリボテを売ろうと思ったのはもっと以前から。
だけど、問題があった。
せっかくハリボテを作っても
なかなか売れないんだ。
基本的にハリボテって、個人ウォールにはあまり売れない。
ボルダリングジムが基本的にはお客さんなのだけども
形がいろいろあって、色のバリエーションも多い。
ゆえに先に製造しちゃうと
なかなか売れずに場所をとるし、
売れないから作るモチベーションも下がる。
で、受注生産に切り替えれば
在庫もたないし
発注があるまでずっと待ちでいいんだ。
1年に発注がゼロでも
こっちはノーダメージなんだよね。
だって、在庫してないから。
ただ、問題点としては
大量に発注があったときに
どうするか?
何かボルダリングジムの改築とかで
大量発注があって
300個一気に納品とかあったら
すごい忙しさになりそう。
でも、大丈夫。
死ぬほど忙しいってことは
それなりに儲かるってことだから。
まあ、発注ゼロでもノーダメージだし、
発注大量だとお金が入るし、
どっちに転んでもいいんじゃないかな。
以上