久しぶりにクライミングの話。
ちょっとニュースサイトをぼんやり見ていたら
クライミングのニュースがあった。
大まかに見ていくと
自然の岩場で事故があって
ボルトが抜けて5メートルほど転落し
両足を骨折した男性が
その岩場を管理している協会を相手に
慰謝料を求める訴訟をおこしたという。
もしこんな裁判で慰謝料が認められたら
もう外岩の文化は日本から
なくなっちゃうだろうなと思う。
基本的に外の岩場は
クライミング好きなおっさんが
自腹でボルトを買ってきて
岩にボルトを打ち込んでルートにしている場合が多い。
ボランティアでやっていて
時々は、ボルト代を仲間からカンパしてもらったりするけど
だいたいは赤字なのよね。
それでもし訴訟で慰謝料とか認められたら
もう屋外の岩場で好きで管理するおっさんとかは
岩場の管理とかやらないようになるよね。
だって、岩場を使っている人は基本的に無料で使っていて
管理している人もほぼ無償か赤字でやっている。
それで事故が起きたら裁判されて
最悪賠償金まで払わされるとか
もうリスクしかねーじゃんって話。
まだ裁判中らしいけど
結果は知りたいよなあと思う。
以上