サーフィンは初心者ほど難しい

昨日、一昨日と青島で妻がサーフィン練習したいというので、同行した。

感想としては、初心者にサーフィンを教えるのは、卓球の練習よりも10倍くらい難しいということ。

 

サーフィンはとても難しいスポーツだ。

 

私が考えるサーフィンの難しさとは、次のようなことだろう。

 

・初心者向けの波が毎日あるとは限らない。毎日、波が変化する。

・初心者が乗ろうと思っても、周りにサーファーが多いポイントだと順番がまわってこない。

・サーファーが少ないポイントは、基本的に波が悪い。時々は、サーファーが少なくて、それなりに乗れるポイントもあるが、初心者が波の様子を見て、それなりのポイントだと判断するのが基本的に無理。

・時間、風、潮汐によって、1日の中でも波の形が変化する。

・波の形の変化を見極めて、パドリングやテイクオフも微調整する必要あり。

・それなりに混んでいる場所では、波のピークがどこにあって、何人同じ波に乗ろうとして、自分が何番目に優先権があるか見極めるのとか基本的に無理。結果、先乗りして経験者の人に睨まれたりとか、注意されて嫌な気分になることもある。

・初心者は、ライディングの技術を習得したいのに、まず乗れる時間が少ない。乗れる時間がほとんどないから上達もしない。

・初心者は、体力もないから数回のパドリングでバテてしまう。だから、練習量も少なくなる。

・初心者は、大きな波は危険すぎて乗れないし、バラバラの悪い波でも乗れないし、小さすぎる波でも乗れない。結果として、練習できる日が少ないから上達しない。しかし、上級者は大きな波を好んで乗るし、バラバラのジャンクの波でも波が悪いなりにそこそこ乗るし、小さい波の日でも限界までよいポイントを探して乗る。様々な条件で乗れるから上級者はさらに上手くなる。

 

まあ、こんな感じ。

 

卓球だと、室内スポーツだから決まった時間に練習できるし、2人で一人の台があれば毎日そこそこ練習できます。

 

しかし、サーフィンだと初心者ほど練習に苦労する感じなんですね。だからサーフィンの初心者挫折率は異常なほど高いです。特に3月ごろの引っ越しシーズンになりますと、かなりの本数の中古サーフボードが宮崎では出回ります。たぶん、引っ越しする前に使っていないサーフボードを処分しようと思う人が多いんだなあと感じます。確かにある程度乗れるようになった人で、新しいサーフボード買ったから古いのを売ろうって人も多いとは思いますけどね。

 

何はともあれ、サーフィンは難しい。

 

以上