小学6年生の娘の卓球での戦略
まず、娘が卓球をはじめたのが小学5年生の冬から。
この頃のジュニア卓球選手からしたら
かなりはじめるのが遅かった。
ガチで卓球をやっているジュニアの選手はだいたい幼稚園から
卓球を習っている。
中学から卓球をはじめる人がかなり多いけど
ジュニアの子で幼稚園からやっているような子は
レベルが違い過ぎるほど上手い。
幼稚園から卓球やっているような選手に勝つためには
それなりの戦略が必要。
まずはラバーを変化型の粒高ラバーにした。
これにより粒高ラバーで打ったときには
自動的に変化する球が打てるようになった。
この粒高ラバーにより、
それなりに勝てるようになった。
相手が上回転で打ったボールは
回転が反転して下回転で返球される。
逆に上回転は下回転で自動的に回転が反転変化する。
あまり技術のない小中学生には恐ろしく効果的だった。
しかし、技術のあるガチでやっている上級者には全く歯が立たなかった。
それは、ラバーの特性をあっという間に見抜き
それを弱点に変えてしまうのだ。
変化ラバーは、回転を変化させることはできるが
強い球、速い球が出しにくい弱点があるのだ。
上級者にとって、回転さえ理解できれば
遅い球しか出てこない粒高ラバーのほうが狙いやすいのだ。
こうして、あるレベル以上だと
全く勝てなくなってしまった。
確かに小中学生のトーナメントで
上位の選手に粒高ラバーの選手は
ほとんど見かけない。
だいたいは正統派の裏ソフトラバーの選手ばかりだ。
で、今は弱者の戦術をとろうと思っている。
まずは、1セット目は粒高ラバーを意識させる。
とにかく変化するボールを打ちまくる。
ボールはなるべく粒高で変化させながら繋ぎに徹する。
次のセットは、オールフォア戦術。
バックのボールもフォアで取る。
徹底して強いボールを打つ。
強いボールが打てることを相手に意識させつつ、
今度はフォアでも変化ラバーを使って
緩いボールを打つ。
フォアとバックの面を反転させる変化攻撃をやる。
この場合、強いボールが打てるのがバック面になるのだ。
チキータ等も使いつつ
相手に的を絞らせない。
また、試合途中で元のスタイルに戻す。
バック面を粒高にして守る。
スタイルすら変化。
最後には、バックにきたボールを
シーミラー打法で打つ。(←初見殺しの戦術)
総力をあげて上位選手を惑わせる。
まあ、こんな感じ。
っていうか、ここまで準備できるなら
裏ソフトラバーでいいんじゃね?
と割とそう思った。
以上