私はボルダリングジムを経営しておりました。その経営していたボルダリングジムの中でカップルが5組ほど誕生しました。結婚したカップルで5組ほどです。いろいろボルダリングジムの内情まで知っている私が、ボルダリングジムで婚活を真面目に考えてみたいと思います。面白半分で書いている記事ではありません。真面目に書いています。
まず、断っておきたいのは、私は既婚者で子どももいますが、ボルダリングジムで奥さんと出会ったわけではありません。
ボルダリングジムで婚活する場合、女子編なのですが、男子編というのもありまして、男子編はとにかく登れるグレードを上げよ!3年はボルダリングに精進し、1級は登れるようになれ!と書きました。
男子の場合は、もう登れるグレードが上のほうが圧倒的に有利なのです。理由は簡単、難しい課題やルートを登れる人ほど、魅力的に見えやすいからです。
女子の場合は、登れるグレードは全然関係ありません。これが男子編と全く違います。
だいたい私のいる九州だとボルダリングジムに通うのは、7、8割が男性です。なので、週2回は必ずボルダリングジムに行くとかすれば、常連さんになって、顔見知りの男性がたくさんできるのは、ほぼほぼ確実かと思います。
ただ、ボルダリングというスポーツが好きになるかどうか。こちらの方が障壁が大きいかなと思います。結構、ハードなスポーツなので、嫌な人は耐えられません。最初、1か月程度を目途にボルダリングジムに通ってみて、ボルダリングがとても面白いのであれば、続ければよいです。逆に全然楽しくないなら、さっさとやめて他のやり方で婚活されたらよいと思います。
ボルダリングジムに通って、3か月か半年くらいになったら、ほぼ顔見知りの人たちができます。いろいろ話をするようになって、ジム内でLineグループみたいなのができているならそういうのにも参加してみましょう。SNS等で連絡を取り合いながら、いろいろお話をしてみてください。
外の岩場に行く、コンペに行く、いつものホームジム以外のボルダリングジムに遠征に行くなども大変よいと思います。他の方と仲良くなるチャンスです。
あと、男性編のところでも書いたのですが、リードクライミングは仲良くなるのにもってこいだと思います。なぜならリードクライミングは、ボルダリングと違って1人ではできないです。必ず2人1組になる必要があります。
リードをやっていれば、
「ビレーしてくれませんか?」
「ビレーしましょうか?」
などと他のクライマーに声掛けを必ずしないといけません。
オートビレーのトップロープの機械でだけ登るとかしない限りには、誰かに声をかける必要があるので仲良くなる機会は絶対的に多いと思います。
お互いに信頼して、命を預かる重要な仕事がビレー(確保)なので、リードクライミングの方が仲良くなりやすいかなと私は思います。
リードで外の岩場に行くのも、絶対2人以上で行く必要があるので、これもいいですね。ある男性をずっとビレーしてたら、いつの間にか結婚してたというケースを私は知っています。そういうのは稀かもしれませんけど、リードクライミングは結構いいかなと私は思っています。
こうやって書いてみますと、女性の側がかなりボルダリングジム婚活には有利かなと思われます。九州だと基本的に男子率が相当高いですから。
あと、一つ付け加えますと、せっかく婚活でボルダリングジムに行ったのに、声をかけてくれる男性がほぼほぼ既婚者だったというケースもあります。それもめちゃくちゃ積極的に女性に声をかけて回るのが、ほぼほぼ既婚者で、独身の男子はあまり異性に声をかけにいかないみたいな飲み会があったのも覚えています。やっぱり、声をかけまくるから早くから結婚出来て既婚者になってしまうわけだなと悟ったのを覚えています。
そんなこんなで、うまくいくかどうかは分かりませんし、それなりに努力も必要かと思われます。運命的な出会いがあなたにもあることを祈っております。この記事を読んで、実際にボルダリングジムに通ったら、彼氏ができて、結婚できた!みたいな報告を頂けたら本当にありがたいと思います。そのときはご一報頂ければ本当に助かります。