賃貸住宅にお住いの方でプライベートウォールを作りたい!という方のご苦労は分かります。釘、ビス類を部屋に打ち込むことができません。部屋の壁に穴がたくさん空いていると退室時に原状回復を求められます。場合によっては敷金の返還額が減ったり、それでは足りずに手出しが発生することも考えられます。
原状回復には一定のルールがあって、画鋲1個すら壁にさせないという厳しいルールではないようです。クライミング練習用の壁の設置で20本ビス穴が残っていたとして、それが普通の生活で必ず必要だった穴であり、原状回復が必要ないと法的にいえるかというと専門家に聞かないと分かりません。退室時に不要なトラブルは避けたいところです。
ビス穴を1個すら残さないこともできます。
自立式のボルダリング壁を作ればよいのです。
作り方を解説します。
ツーバイフォー材で外枠を作ります。
その外枠に立てかけるようにコンパネで作った合板をたてかけます。
この自立式のボルダリング壁ですが、垂直の壁は設置が難しく、110度程度の前傾壁がよいと思います。
外枠でたくさんのツーバイフォー材を使いますが、部屋の壁や床に穴をあけなくて済みます。